廃車をすると沢山のメリットがあることをご存知でしょうか。
ただ、いざ廃車をしようと考えてもデメリットであるマイナス要素が過ってしまうという方も多いでしょう。まずは、車を廃車すると起こりそうなデメリットや、廃車を予定している方が不安に感じていることについてご紹介します。
また、実際に廃車することが決定したら、お得に・損せず廃車したいですよね。こちらではお得な廃車方法や、廃車をすると得するメリットも併せてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
廃車のデメリットとは？不安や悩み
廃車をすることで起こりそうなデメリットポイントや、廃車を予定している方が真っ先に不安に思うことをこちらでご紹介します。
今後廃車をするかもしれないという方や、廃車しようか悩んでいるという方は同じく不安に思っているという方も多いのではないでしょうか。実は、廃車のデメリットは廃車業者の選び方次第で解消することが出来るのです。
廃車にお金がかかりそう
車検切れで動かない車や、長期間運転していなくてバッテリー上がりの車を廃車したいと悩んでいる方は、廃車をするためにまず車を廃車業者まで移動させる必要があるため、レッカー費用が高額にかかってしまいそうなことに不安を感じるのではないでしょうか。さらに、廃車業者まで移動することができても、廃車の解体処理も別途依頼をしないといけないと思うと、廃車にはかなり高額な費用がかかりそうと思ってしまいますよね。
確かに、車検切れでレッカー車を呼ぶなら車をすべて積載できるトラックが必要になりますし、廃車の解体を行っている業者は都道府県知事または保健所設置市の市長の認可がある業者のみになりますので、探してもあまり数自体が多くない可能性もあります。距離が延びるほど移動に費用は嵩んでしまいますので、レッカー車の平均費用は1万～約3万円前後となります。廃車の解体は1万～2万円前後、業者を探す手間も考えるとデメリットを大きく感じるかもしれません。
廃車の手続きが面倒そう
廃車の手続きとは、車から前後のナンバープレートを取り外し、必要な書類を準備して管轄の運輸支局で申請を行う流れのことです。
車からナンバープレートを取り外すには、軽自動車の場合ドライバーがあれば取り外しが可能なため、個人ユーザーでもあまり苦労せず取り外しが可能ですが、普通自動車のナンバープレートは取り外しの際に封印を切らなくてはいけません。封印はドライバー等を刺しこみ、えぐり取るような形になりますので、ある程度の力が必要です。また、廃車手続きにおいて個人ユーザーが最も時間がかかってしまうところが必要書類の準備になります。特に普通自動車の廃車手続きを久しぶりに行うという方は、印鑑証明書と車検証の住所が違っているなど、追加で必要になる書類が多くなる可能性も少なくありません。
一旦書類を揃えて運輸支局へ行ってみたものの、足りない書類があり出直しになったという方もいらっしゃるため、廃車手続きについては面倒に感じてしまう方も多いでしょう。
廃車のデメリットを打ち消す方法
前述の通り廃車のデメリットは、廃車にかかる費用と廃車に手間がかかることが大きなシェアを占めています。そのため、なかなか廃車に対して動き出せない方も多いようです。
この廃車のデメリットを打ち消す方法は、廃車業者選びの時に、廃車に費用がかからず、廃車手続きや引取、解体などすべての工程を任せることが出来る業者を見つけ出すことです。
特にご家族が亡くなり所有者がいなくなってしまった車など、手続きが複雑になる廃車に関しては不安になる方も多いと思いますが、実績が多数あり必要書類などのアドバイスなども任せることが出来る業者を選ぶことでこのような場合のデメリットも解消することが可能になります。
廃車をするとメリットが沢山
廃車をすることで感じるメリットは大きく二つあります。一つ目は不要車であっても、所有しているだけで維持費が発生しているため廃車することで維持費がなくなるということです。二つ目は、自賠責保険料や重量税・自動車税など、廃車をすると還付制度によりお金が戻ってくるということです。
これら二つは、廃車を早く行うほどお得に感じるメリットとなっています。こちらで詳しく内容をご紹介します。
不要車にかかる維持費負担をゼロに
実は不要になり使っていない車でも車を保管するために駐車スペースや駐車場代がかかっています。また、抹消手続きをせずに登録がある状態の車であれば自動車税の課税義務もあります。自動車税（種別割）は、年度始まりの4月から翌3月までの一年間分を支払います。課税額は車の種類と排気量別に設定されていますが、自家用乗用車で660ccを超える普通車であれば、最低でも年間25,000円がかかります。
また、不要車の保管場所に関しては自宅の車庫のため費用がかかっていないという方もいらっしゃるかもしれません。ところが、不要車だからとずっと車庫に保管しておくと車の劣化だけがすすんでしまいます。タイヤが固着したり、エアが抜けて車を動かすことさえ出来なくなってしまうかもしれません。
このように車が動かない状態になってしまってから、廃車をしようとすると廃車の引取りに人員が必要になったり、特殊な引取車両を準備しないといけなくなり高額な引取り費用になることもあります。また、引取を行う業者が所有するトラックは、基本的にタイヤが転がる状態でなら積み込みがしやすく造られていますが、長期間放置しタイヤが固着したりエア抜けしたりしている場合は、トラックに吊り上げて積み込むしか出来ないこともあります。このように吊り上げができる専用ユニック車は所有している業者が限られたり、使用できる場所も限られます。
車の劣化が進む前に、引き取りがしやすい段階で早めに廃車に動き出すことをおすすめします。使わない車だが放置はせず、車検は通しているという方もいらっしゃるかもしれません。ユーザー車検であれば、車検手数料のみで受けることが可能ですが、車検の専門業者に依頼するとなると基本的には2年に1回、10万円前後の車検費用がかかってしまっていることもあります。使わない車の維持費を支払い続けることは損でしかないのです。
廃車をすることで還付金が受け取れる
廃車すると前以て支払っている保険料や税金のなかから使用されなかった分は、還付金として受け取ることが出来ます。車検の有効期間以内に廃車を行った場合は、車検の残存期間が一か月以上あれば自動車重量税や自賠責保険料の還付金が戻ります。
また、自動車税はもともと年度の5月に、年度初めの4月から翌年3月までの年額分を支払っていますが、普通自動車の廃車をした場合は、廃車手続きを完了した翌月以降分（年度でいえば2月まで）の税金は使用されなかった分が還付されます。故障や事故で使えなくなった車や、引っ越しや仕事環境の変化で利用することのなくなった車は、不要になるきっかけはそれぞれあると思いますが、早めに廃車するほどお得なメリットがあります。
廃車買取で損をしないために
せっかく廃車買取業者へ売却するなら、損をせずお得にしたいと思いますよね。廃車業者を探すと時間がかかってしまうし、と近所にあった廃車業者へ売却する方も多いかもしれませんが、実はもっと高く買取が出来る業者があったかもしれないのに、安く売ってしまっていたらショックではないでしょうか。また、廃車時期に関してもお得に廃車出来るタイミングということがあります。こちらで損をしない廃車買取のポイントをいくつかご紹介します。
車の価値を知らずに安く売ってしまう
廃車する予定の車にはどのぐらいの価値があるのか、中古車市場で人気がある車なのか、個人で廃車する方にとっては判断が難しいことも多いでしょう。特に初めて廃車をする人にとっては、廃車をするだけでもハードルが高いと感じます。そのため、実は高く売れる車だったのに、安く売ってしまうということが起こりかねないのです。廃車予定の車を出来るだけ高く売るには、その車を買取後に最も高く売却出来る販路へと流すことの出来るルートを持っている業者を選ぶことがポイントです。
廃車のタイミングを逃さない
廃車の時期は、故障車や事故車で使用していない車であれば早ければ早いほど良いでしょう。特に故障してしまった車は長く置いておくことで故障個所以外にも劣化か所が増えてしまったり、バッテリー上がりを起こして引取費用がかかるなどマイナスになる可能性があります。
また、もしも車検が残っている車や廃車に余裕があるとタイミングを計っている車でも、3月までには廃車されることをおすすめします。4月1日以降から翌年度の自動車税が発生し、4月に廃車するにしても年額の自動車税を5月に納める必要があるためです。
また、普通自動車であれば、4月に廃車手続きを完了すると年額の自動車税を先に納めていても月割りで還付がありますが、軽自動車に関しては還付がありません。あまり使用機会がない軽自動車であれば、年度をまたがずに3月末までに廃車が完了できるようにしましょう。
年度末である3月は廃車業者も件数が多くなるため、ギリギリに依頼をすると廃車自体が間に合わなくなってしまう可能性もあるため、余裕を持って3月初旬までに廃車依頼を完了しておくことをおすすめします。
まとめ
ご家庭に普通自家用車とセカンドカーの軽自動車を二台所有しているという方にとって、車を利用する機会が減るとどちらか一台を残して一台を廃車にしたほうが維持のコストも抑えられて得になることもあります。街乗りで小回りの利く軽自動車ばかりを使っているという方であれば、維持費がかかりやすい普通乗用車を廃車することをご検討されてみてはいかがでしょうか。使っていない普通自動車にも、相当の維持費がかかっています。自動車税や車検代は普通乗用車のほうが軽自動車に比べて高額です。廃車する車に車検の有効期間が1カ月以上残っている状態であれば、出来るだけ早く廃車することで還付金も得られます。
事故車等の廃車を専門に取り扱っているカーネクストであれば、廃車のデメリットとして気になる【廃車の費用】や【廃車手続きの面倒さ】がなく廃車をすることが出来ます。廃車をすることで車の維持費が不要になり、廃車することで自動車税の還付が受け取れるなど、損せずお得に廃車を行っていただけますので、お気軽にお問い合わせください。
